活動報告

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定期総会&第52回勉強会報告

1月28日にBiPH定期社員総会を開催しました。前期(第4期:2016年10月~2017年9月)の活動ならびに決算報告と、今期(第5期:2017年10月~2018年9月)の活動計画と予算案が承認されました。

 

また、任期満了に伴う理事&代表理事の改選があり、前期に引き続き代表理事に樋口、理事に本田・近藤・水元の3名が承認されました。これからもよろしくお願いします!

 

総会に続いて、第52回勉強会が開催されました。テーマは「看護・医療職者の倫理を国際研究とデュアルユース(軍民両用)から再考する」で、当法人理事の近藤麻理さんがスピーカーを務めました。

 

デュアルユース??? 聞きなれない言葉に最初はとまどいましたが、お話を聴いて、その課題の身近さにびっくり!研究者の純粋な興味関心が発端となった研究が知らず知らずのうちに軍事転用されているという事実。国際的な共同研究では軍事機密の流用疑惑で逮捕・拘束された事例もあるとのこと。軍事転用されかねない研究については、研究者自身が自分や協力者の身を守るための動きも必要とのことで、ロボットスーツを開発した研究者の事例を紹介されました。

 

参加者からは日本の研究者の意識の低さ、上記の傾向は、理系だけでなく、文系の分野にも共通するのか?など、様々な意見が出され、短い時間の中で活発な意見交換がされました。まずは大学他での研究成果が、研究者本人も知らない形で軍事利用されている現状を知ることから始めよう、と思います。近藤さん、そして、参加者の皆さん、ありがとうございました!

 

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