第11回新寺子屋「科研費研究から草の根事業へ – 研究と現場をつなぐミクロネシアの肥満対策」

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第11回新寺子屋「科研費研究から草の根事業へ – 研究と現場をつなぐミクロネシアの肥満対策」

時間:8月25日(金)18:30~20:00
場所:昭和生涯学習センター(名古屋市営地下鉄御器所駅2番または3番出口から300m)
スピーカー:水元芳(中村学園大学 栄養科学部・教授)
2014年10月から開始して何とか継続してきた勉強会ですが、9月はお休みのため、8月25日は今年度(BiPHの年度は10月から9月)の最終回、3クール目が終了します。その最終回は、管理栄養士で中村学園大学栄養科学部教授、また、BiPH理事でもある水元芳がお話します。
ミクロネシア連邦は南大洋州に位置し、戦前は日本の委任統治、戦後はアメリカの信託統治を受けていましたが、1979年に主権回復、1986年に事実上独立したという島国です。国全体の人口は10万を少し超えるくらいです。そんなミクロネシア連邦の肥満率(BMIが30%以上)は南大洋諸国のご多聞にもれず、成人男性の31%、成人女性の53%とのこと。
ミクロネシアに在住、勤務経験のある水元さんは、2013〜15年度に科研費による「肥満対策行動と『将来の期待効用の現在価値』との関連性の解明を目的とした指標開発」研究で、肥満対策行動と「将来の期待効用の現在価値(将来への希望)」の関係を明らかにすることを最終目的として、その第一段階として「将来の期待効用の現在価値」の定量的測定指標の開発を試みました。(昨年度の勉強会では、その前半部分である質的調査の結果を解説してもらいました。)
この結果を受けて、勤務先大学(当時)からJICA草の根技術協力に「ポンペイ州における『減量・肥満予防プログラム』導入事業」という案件を提案、昨年度採択され、現在事業が進行中です。また、研究の方も「太平洋島嶼国の肥満対策に資する食事調査ツールの開発」研究として発展中です。この一連の研究と活動の中での、”研究と現場をつなぐ”ミクロネシアの肥満対策について語ってもらいます。
★申し込みは以下の「いずれか」でお願いします。(当日参加も受付けますが、準備の都合上、申し込みをしていただけると助かります。)
– 法人サイトの勉強会申込ページからフォームを送付
– 法人FBページのイベントページの「参加予定」をクリック
– 事務局へメール( biph-adm@umin.ac.jp )でご連絡

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