【7/26(金)】第91回BiPH勉強会てらこや:みんなで走ろう!~ユニバーサルランの取り組みを通じて インクルーシブなまちづくりを考える~
話題提供:山田規央さん
(独立行政法人国立病院機構 西新潟中央病院 理学療法士)
日時:2024年7月26日(金) 18:30~20:00
開催方法:オンライン(Zoom利用)
参加費:BiPH会員500円、非会員500円または1000円
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山田さんは理学療法士として働く傍ら、お住まいの新潟市の市政に対しても積極的に関心を持ち、リハビリテーションの視点から市民活動に取り組んでおられます。今回の勉強会では、山田さんとお仲間の皆さんが実現した新潟シティマラソンの刷新(ユニバーサルランの新設、10kmランへの車いす参加可能化)に至ったプロセスと、その後の継続に関する取り組みをご紹介いただきます。スポーツを通して共生社会の実現を目指す山田さんのお話をぜひお聞きください!
山田規央さんのプロフィール:
1998年4月より理学療法士として新潟市内の医療機関に8年間勤務し、退職してタイの障害者職業訓練施設で青年海外協力隊活動に2年間従事。帰国後、介護職を経て2009年より現職。
仕事の傍ら、2012年に新潟医療福祉大学大学院で修士号取得。その後、自己研鑽のため市内社会福祉法人の評議員や行政のスポーツ政策の委員(いずれも公募枠)に応募し、その役割を担う。ランニングイベントでの車いす使用者の参加が困難な状況に関心を持ち、2015年より個人的に実態調査や行政への働きかけを始め、2019年より「ユニラン連絡会」を結成。現在も新潟県理学療法士会スポーツ活動支援部の一員として新潟シティマラソン「ユニバーサルラン」のサポートを続けている
山田さんからのメッセージ:
“たかが一市民”の立場で、2015年から地元自治体主催ランニングイベントの刷新を訴え始め、素晴らしい仲間たちと共に7年越しで実現しました。一貫して、「スポーツを通じたインクルーシブなまちづくり」のコンセプトを堅持してきました。東京オリパラも契機に、今まさにスポーツが共生社会に向けて果たす役割にも期待が高まっています。
皆様からの忌憚のないご意見とご助言をいただければ幸いです。