【8/29開催:第98回BiPH勉強会てらこや】東ティモールにおけるNCDsの現状と課題  ― 感染症から慢性疾患へ。転換期にある国のいまを見つめる ―

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【8/29開催:第98回BiPH勉強会てらこや】東ティモールにおけるNCDsの現状と課題  ― 感染症から慢性疾患へ。転換期にある国のいまを見つめる ―

話題提供:吉森悠さん (帝京大学大学院公衆衛生学研究科専門職学位課程2年)

日時:2025年8月29日(金)18:30-20:00
開催方法:対面&オンライン
会場:名古屋市東生涯学習センター 第1集会室 (〒461-0004 名古屋市東区葵一丁目3番21号)
アクセス:地下鉄新栄町駅下車徒歩5分
参加費:BiPH会員500円、非会員500円または1000円

 

*お申し込み時にお名前の横に参加方法(対面orオンライン)をお書き加え下さい。

 

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吉森さんからのメッセージ
2002年の独立以降、東ティモールでは母子の栄養不良や感染症対策が保健医療の中心に据えられてきました。発育阻害の子どもが今も2人に1人という状況のなかで、近年は都市部を中心に高血圧や糖尿病などの非感染性疾患(NCDs)が静かに広がり始め、栄養の二重負荷という複雑な課題も浮かび上がっています。アジアの中では、東ティモールにおけるNCDsの有病率は依然として低い水準にありますが、生活習慣や食環境の変化が加速する中、将来的な健康への影響が懸念されています。
本勉強会では、現地での調査活動から、東ティモールにおけるNCDsの現状や背景、予防・対策に向けた課題を共有します。資源や制度が限られる国において、どのように持続可能な健康づくりを実現できるのか――参加者の皆さんとともに考える時間にしたいと考えています。

 

吉森さんのプロフィール
管理栄養士として国内の公衆栄養行政に従事した後、東ティモールやカンボジア等で約15年にわたりNGOやJICA事業で地域保健・栄養・インフラ整備に携わる。特に東ティモールでは通算10年にわたって駐在し、住民の暮らしと制度のはざまで保健課題に向き合ってきた。現在は帝京大学大学院公衆衛生学研究科に在籍し、東ティモールの労働者を対象とした非感染性疾患(NCDs)に関する研究を通じ、関係機関と予防策の検討に取り組んでいる。

第98回勉強会_吉森

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