第89回BiPH勉強会てらこや:日本における日系南米人の30年 ~生活相談窓口からの定点観測とこれから~
話題提供:村松紀子さん(自治体国際化協会地域国際化推進アドバイザー、愛知県立大学外国語学部非常勤講師)
日時:2024年3月22日(金) 18:30~20:00
開催方法:対面(先着10名)&オンライン
会場:名古屋市立大学看護学部302演習室
(名古屋市営地下鉄桜山駅下車徒歩1分)
https://www.nagoya-cu.ac.jp/access/sakurayama/
参加費:BiPH会員500円、非会員500円または1000円
お申し込みは以下のフォームからお願いします。
*お名前の横にご希望の参加方法(対面またはオンライン)をお書きください。
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村松さんからのメッセージ
1990年の入管法改正で、南米に移住した日本人、2世、3世とその家族が出稼ぎとして来日するようになって30年が過ぎました。働き盛りで来日した方も、高齢化を迎え始めています。日系人の来日の経緯とその後のライフステージに伴う課題の変化、日本社会の外国人受け入れとこれからについて考えます。また、同時並行して、村松さんが医療通訳者として、医療現場を見てきた経験から、「病気になっても母語で安心して病院にいける日本社会」を目指した20年についても振り返ります。
村松さんのプロフィール
兵庫県出身。スペイン語通訳相談員、社会福祉士。1988年から3年間、青年海外協力隊野菜隊員としてパラグアイ、ドイツ人移住地農業協同組合で活動。複言語・複文化の移住地の居心地の良さ、豊かさを学ぶ。帰国後、(公財)兵庫県国際交流協会で30年間スペイン語の通訳相談員として、日系人のライフステージが変わるたびに自分の専門を変化させてきた。2002年から医療通訳研究会(MEDINT)代表。現在はJICA関西国際協力推進員(多文化共生)。愛知県立大学外国語学部非常勤講師。
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どうぞご参加ください!