【3/24第83回BiPH勉強会てらこや】リハビリテーションの普及とデータベースの活用:データを使ってできることを考える
話題提供:山口佳小里(やまぐちかおり)
国立保健医療科学院 医療・福祉サービス研究部主任研究官/作業療法士
日時:2023年3月24日(金) 18:30~20:00
開催方法:オンライン
参加費:BiPH会員500円、非会員500円または1000円
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今回は国の研究機関で医療や福祉について研究している山口佳小里さんをお招きします。
今日、世界的な高齢化や非感染性疾患の増加により、リハビリテーションのニーズが高まっており、WHOもその普及のためのイニシアティブ(Rehabilitation 2030)を進めています。
必要な人にリハビリテーションを届けるためには、どこにどれだけのニーズがあるか、またどのような人々にニーズがあるかを明らかにすることが重要です。これに対して、データベースはどのように活用できるかを、山口さんから日頃の研究活動も含めてご紹介いただきます。
山口さんのメッセージ
これまでに、研究活動に従事する傍ら、作業療法士として、国内の介護や福祉、また海外での人材育成関連の活動に関わらせていただく機会が多くありました。その中で、どのようにしたらリハビリテーションをもっと必要な人に届けることができるんだろう、と考えるようになりました。リハビリテーションは多様であり、そのすべてを「量(数)」で捉えることは困難ではありますが、今回は「量」を扱ってできることに焦点を当ててお話したいと思います。
山口さんのプロフィール
愛知県名古屋市出身。専門はリハビリテーション・公衆衛生。国立障害者リハビリテーションセンター(研究員/作業療法士)、国際医療福祉大学成田保健医療学部(教員)を経て、2021年6月より国立保健医療科学院(NIPH)医療・福祉サービス研究部・主任研究官。