話題提供：樋口倫代（BiPH代表）
日時：202３年1月２７日（金）　1８:30～２０:00
開催方法：オンライン
参加費：BiPH会員500円、非会員500円または1000円

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今回の勉強会は、いつもとスタイルを少し変えて、参加者のみなさんと「やさしい日本語」を実際に使ってみたいと思います。

「やさしい日本語」とは、日本語を母語としない人びとにもわかるように工夫した日本語のことです。1995年の阪神・淡路大震災をきっかけに、日本語も英語も十分に理解できず、必要な情報を受け取ることができない人が、災害発生時に適切な行動をとれるように考え出されたのが始まりです。現在は日本語を母語としない人びとだけでなく、子どもや高齢者、障害者等とのコミュニケーションに非常に効果的なツールの一つとして、行政情報や生活情報、毎日のニュース発信など様々な分野で取り組みが広がっています。また、医療や福祉の現場でも使われ始め、医療系学部の授業で教えるところも出てきています。

やさしい日本語をもっと多くの人に使ってもらうために、今回の勉強会では、実際に文章をやさしい日本語に置き換えるワークショップも行います。

多文化共生社会を実現するためには、お互いに歩み寄りながらコミュニケーションを取る「やさしい日本語」の活用が重要となります。まずはお気軽に参加して、「やさしい日本語」の世界に触れてみて、そして実際に使ってみませんか？実践でも使う時に有用な、さまざまな参考資料や参考サイトも紹介します。