【3/25(金)第77回BiPH勉強会てらこや】患者と医療者と社会の架け橋に ~当事者セラピストの活動~
スピーカー:山田隆司(作業療法士、CMT友の会代表、NPO法人にこまる所長)
日時:2022年3月25日(金) 18:30~20:00
開催方法:オンライン(Zoomミーティング利用)
参加費:BiPH会員500円 非会員1,000円
山田隆司さんは作業療法士であり、シャルコー・マリー・トゥース病(CMT)という難病の当事者です。山田さんの活動は多岐にわたっており、障害のある子どもたちを支援する団体の代表を務めるほか、CMTの患者会の代表として情報発信や交流会をおこなっています。また、ご自身を「当事者セラピスト」と名乗り、患者・医療者の双方が互いに理解を深めることができるよう、大学での講演や研究協力などをしています。ちなみに、将来の夢は、病気や障害のある子もない子も一緒に楽しめる「バリチョイなキャンプ場」をつくること。“バリチョイ”ってなんでしょう???
勉強会では山田さんの過去も現在の活動も、そして未来の構想もねほりはほり聞いちゃいます。どうぞご参加ください!
山田さんからのメッセージ:『自分の経験が生かせるかもしれない』
…幼い頃、自分は障害のある医療職になるのだと思いました。
4歳頃から現れた手足の麻痺は、たくさんのイライラやモヤモヤやドキドキやワクワクを連れてきました。「これが当たり前」と胸を張り、「やりたいことを叶えるため」に自分と環境を整えていく。そんなことを繰り返していたら、あっという間に42歳。
今回は、山田の中にあるたくさんの当事者性のうち、「支援をする/される」という相反した2つの立場を通して『架け橋の上から見える景色』をお伝えします。
山田隆司さんのプロフィール:日本福祉大学高浜専門学校卒。精神科病院で長年にわたり勤務したのち、現在は重症心身障害児の通所施設にて所長を務める。障害平等研修(DET)登録ファシリテーター