勉強会

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寺子屋 シーズン1

まず初年度は、public healthでの「読み書き計算」のひとつである(「読み」にあたるでしょうか)疫学の基礎から始めたいと思います。内容の詳細、今後のスケジュールや進め方については、2014年10月22日(水)の第0回寺子屋でディスカッションします。

テキストブックには、「Basic epidemiology」(World Health Organization)を使用します。WHOのhttps://drive.google.com/file/d/0B3LFX6PLQlkeTmltYmFOR0dobTg/view?usp=sharingサイトから無料ダウンロードできます(英語 日本語訳)。有料書籍として、WHOから、もしくはAmazonなど書店で購入することもできます。

参考図書として「疫学への招待」(医学書院)を一読してから参加することをお勧めします。

  • 寺子屋第1シリーズ予定表
  • 寺子屋 0:疫学とはなにか
  • 寺子屋 1:健康状態と疾病の測定指標(前編)
  • 寺子屋 2:健康状態と疾病の測定指標(後編)
  • 寺子屋 3:研究デザイン(前編)
  • 寺子屋 4:研究デザイン(後編)
  • 寺子屋 5:生物統計の基礎
  • 寺子屋 6:疫学における因果推論
  • 寺子屋 7:慢性疾患の疫学
  • 寺子屋 8:感染症疫学
  • 寺子屋 9:臨床疫学
  • 寺子屋 10:疫学の応用とまとめ

寺子屋 シーズン2

初年度(2014年10月~2015年9月)寺子屋が無事終了し2年目に入りました。寺子屋シーズン2は、参加者からのリクエストにお応えしてシーズン1の復習を交えつつ、統計の基礎の方も演習を交えながら「疫学・基礎統計学」として行います。

演習では、米国疾病予防管理センター(Centers for Disease Control and Prevention:CDC)が開発したパブリックドメインの疫学用統計ソフトウェアを使用する予定です。CDCの以下のページからフリーダウンロードできます。

http://wwwn.cdc.gov/epiinfo/index.htm

寺子屋資料

  • 寺子屋シーズン2予定表
  • 寺子屋 1:公衆衛生、疫学、統計学、統計ソフト

抄読会 シーズン1

2014年10月からの抄読会は、2014年9月に発刊されたHealth Policy & Planningの特集号“Science and Practice of People-Centred Health Systems” (Volume 29 Suppl 2 2014)の12本の論文を2本ずつ読んで討論します。

health systems researchは、保健分野における学際的な研究領域で、多くの場合複数の手法を用いています。この数年で、定義が議論され、論文やテキストブックが出るなど、比較的新しく認識されるようになった領域と言えます。

私たちは今までも、「問い」を大切にし、量的手法と質的手法を組み合わせる混合研究法で研究を行なってきました。今後もその方針を継続します。研究設問を重視し、学際的研究手法をとるhealth systems researchからは、大いに示唆を得ることができると考え、今期の抄読会で読むことにしました。また、この特集号のテーマである「science and practice」、「people-centered」というのは私たちの設立趣意に一致する考え方で、その点からも学びを得たいと思います。

  • Health systems researchのことを知りたい人
  • 「人びとのための研究」とはどんなことか考えたい人
  • 学際的研究に関心のある人
  • 英語論文を読んで討論したい人

は、どうぞご参加下さい。
集会室使用料分担と運営費として各回300円いただくことをご理解ください。参加人数が増えれば、使用料分担は減額を検討します。(スケジュールは変更の可能性があります。各回の「案内および申込」ページをご覧ください。)

抄読会資料

  • Journal club 1
  • Journal club 2
  • Journal club 3
  • Journal club 4
  • Journal club 5
  • Journal club 6
  • Journal club 7
  • Journal club 8
  • Journal club 9
  • Journal club 10
  • Journal club 10(追加)
  • Journal club 11
  • Journal club 12

抄読会 シーズン2

新年度は2部に分けて、以下のように計画しています。昨年同様、「出張」依頼も歓迎です。

第1部「グローバルヘルスに影響を与えてきた文書を読む」

聞いたことがあるけど読んだことはないかもしれない「アルマ・アタ宣言」や「オタワ憲章」、近年一部ではとても盛り上がっているようだけど実は多くの人にとっては何だかわからない「Social Determinants of Health」と「Health in All Policies」、そして、現在のグローバルヘルス、とくにアジアでは最もホットなトピックと言ってもよい「Universal Health Coverage」とその源流とも言える「Health System Strengthening」。

アルマ・アタ宣言なんて古臭い!途上国の話でしょう?臨床に携わっている人には関係ないし、、、と思っている人もいるかもしれませんが、そんなことは全くありません。「すべての人に健康を」という、あたりまえの目標を、時代の要請に応じたアプローチで表現し、継承しようとしてきた、多くの人びとの努力の結晶です。あらゆる保健医療職のみならず、健康問題に関わる者が、地域やセクターを越えて学ぶべき知恵が詰まっている一方、現場視点からは「ツッコミどころ」もいろいろあります。

いずれも、主要部分はそれほど長くはありません。(しかも日本語訳が公表されています。)少しきちんと読んでみて、今の自分の立場・仕事とどのように関係しているのか、話し合ってみませんか?

10月23日(金)「アルマ・アタ宣言」「オタワ憲章」「バンコク憲章」

11月27日(金)「健康の社会的要因委員会最終報告書(要旨)」「アデレード声明」

12月25日(金)「すべての人の課題:健康改善のための保健システム強化(要旨)」 「世界保健報告2013(要旨)」 (ゲストスピーカー交渉中)

第2部「役員&ゲストスピーカーによる連続抄読会」

年が明けてからは、Bridges in Public Health役員とゲストスピーカーの計9名による連続抄読会を計画しています。

それぞれの専門は以下のように多岐に及びますが、「人びとの健康(Public Health)のために研究、実践、人材育成を 架け橋(Bridge)する」という包括的テーマで、必ずしも「論文」にこだわらず、以下のようなテーマでご自身に関係のある文書を素材にしていただき、それをもとに議論します。

プライマリヘルスケアシステム/食と栄養/保健職の社会起業/生活困窮者の健康支援/参加型研修/

健康行動/保健経済政策/地域精神保健/保健政策

スピーカーのスケジュールの関係で、定期的には開催できない可能性があります。開催日時、場所、タイトル、取り上げていただく論文・文書については、その都度、事前に当サイトまたはFBページで告知します。

スカイプでの参加も検討中です。

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